鼻血とアレルギー性鼻炎の関係

花粉症の発生する季節になると鼻血をを出す方が多くなってきます。

それはアレルギー性鼻炎を持っている方は鼻の粘膜の炎症が起こりやすくクシャミや鼻水で鼻を噛む機会も多くなり鼻の粘膜を傷つけ鼻血を出しやすくなるのです。

また、鼻水が出た後は乾燥しやすくなりますので、アレルギー性鼻炎を持っている方は鼻の中がやや乾燥しているのです。

鼻の中が乾燥すると、鼻の粘膜があかぎれのようにわれて鼻血を出してしまうケースが多くなります。

○鼻時の止め方。

アレルギーせい鼻炎で鼻血が出た場合は、粘膜が傷ついている事が殆どなので、痒くても我慢して指でいじらないようにして下さい。

鼻血が出た場合はます、骨のない、小鼻と言われるキーセルバッハの部分を圧迫する圧迫止血を行います。

良く、上を向くようにと言われますがそれは間違いです。

上を向いた状態では血液を飲んでしまいます。

血液には催吐性があるので、飲み込んでしまうと気分が悪くなったり吐き気がしたりする場合もあります。

椅子や床にすわり上体を起こし、顔は上を向かずにやや下を向いた状態で小鼻を人差し指と親指で摘むように圧迫止血するのです。

圧迫止血の際に冷やした、タオルや氷で鼻を冷やすと血管が収縮して鼻血が止まりやすくなります。