鼻血とストレスの関係

○鼻血とストレスの関係

ストレスや睡眠不足などの精神的な事が原因で鼻血の出るケースがあります。

ストレスが掛かると副腎から抗ストレスホルモンであるアドレナリンが分泌されてストレスに対抗しようとします。

この抗ストレスホルモンを生成する時にビタミンCを大量に消費します。

ストレスを頻繁に感じるようになると、アドレナリンが分泌され、大量のビタミンCが消費されビタミンCが不足してしまいます。

ビタミンCは、鉄分、カルシウムなどミネラルの吸収促進、傷の治癒にも利用されており、ビタミンCが不足すると末梢毛細血管が破裂しやすくなり、鼻血が出やすく、血が止まりにくくなります。

ビタミンCを取らずに60日間生活すると、体内のビタミンCが300mg以下になり、出血性の障害である壊血病を発症すると言われています。

ビタミンCの摂取量は大人で、約1日100mgと言われており、不足した場合は各種欠乏症状が現れる可能性があります。

特に過剰摂取でもビタミンCは尿中に排出されますので、ビタミンCで害をもたらす事はありません。

またビタミンCの摂取には、錠剤を飲むよりも、ビタミンCを多く含んだガムを噛む方がビタミンCの吸収量は多いそうです。

ストレスは鼻血が出やすくなるだけではなく、いろいろな病気を引き起こす原因になります。

ストレスが溜まらない様に、十分な睡眠と休養、趣味を持つ事が大事です。